刺青率60パーセントくらいか?
留置場に勾留されてる方の見た目は一般の世界とは異なるケースが多いです。
胸部から背中一面、手や足の甲迄大袈裟ではなく隙間なく刺青を入れてる方と最初同室でした。
かなりヤバいやつかなと身構えておりましたが、あちら側勢力と一定の交流はあるが組織の人間ではない、礼儀もわきまえ敬語もしっかり使います。
逆に逮捕され落ち込んでいた時に何回も話しかけていただき気が紛れたことも事実であります。
東京拘置所に移送される際には、固く握手を交わしたほどでした。
テレビクルーか!?②
手錠をかけられた状態でバスに乗り込もうとした際、テレビクルーを見つけても視線を逸らすでもなくも何故そのカメラを見すえたのか?睨みつけたのか?
客観的には犯罪に加担したと評価され逮捕状を執行された訳ですが、決して事件を主導する立場にはなく、唆されて協力した訳でもなく、更には問題ある状況を傍観していたわけでもなく、単にトラブルに巻き込まれた、それが真実であったからです。
隠すどころか逆に支給されたマスクさえ外したかったくらいです。
後日刑事に「先日カメラクルーは私を狙っていたんですね?」と聞くと、「テレビ局は何処から聞きつけるか分からないけど多分そうなんでしょう」と白々しい事この上ないお答えでした。
メディアは刑が確定していない逮捕段階で名前と顔を晒すことは充分承知していましたが、これは後日不起訴或いは無罪等になったとしてもその事実はほぼ報道しない。
世間では逮捕=犯罪者、くらいのレベルでしか認識しない。
これでは不起訴或いは無実の方の傷つけられた名誉は回復しません。
自分がその立場になると分かりすぎるほど分かります。
テレビクルーか!? ①
48時間内に警察から検察(新検)へ、その翌日裁判所(勾留質問)へ、これらは流れ作業です。
ここで10日間勾留が決定します。
裁判所へ勾留質問へ向かうバスに乗る際にアレっ?と思うことがありました。
20〜30メートル離れたところにカメラを構えた撮影班(?)的な存在が確認できます。
「逮捕段階で顔や名前を晒してしまうメディアなのだろうか?」
「護送される中に有名人などがいるのだろうか?」
「俺は関係ないし」などと考えながら視線を逸らすことなくカメラを見据え(睨み)ながらバスに乗り込みましたが、さほど気にもしませんでした。
ところがその日の夜接見に訪れてくれた国選弁護人よりあるニュースサイトのプリントを見せられました。
そこには私の名前と写真が晒されていたのです。
警察委嘱医へ→ミラクル①
帰宅後車に乗せられ、逮捕状を読み上げられて手錠をかけられる。
一応手錠をかけられる姿を家人に見られないように配慮はしていただいている模様。
家宅捜査により、体調不良による病院関係の書類も押収され、逮捕後手錠のまま警察委嘱医へ連れていかれました。
体調が芳しくない診断もありましたが、勾留に耐えうるとの所見もあわせて下されました。
また、予想外なミラクルな診断もありました。
(別記事で)
因みに身柄が警察管理下にある場合、診察、処方及び手術等は全て公費でまかなわれる。
H30年2回目の逮捕
年明け某日、午前10過ぎに嫁より複数回ライン及び電話。
屈強な男5〜6名、強くドアを叩く音に嫁は怯んで最初居留守を決め込むも、その後観念しドアを開ける。
仕事を早引けして帰宅する。
車に載せられ2回目の逮捕とあいなる。
またしてもトラブルに巻き込まれる。